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耐久性が高い結束バンドの特徴と使用される現場の概要

結束バンドというアイテムをご存知ですか。白や黒色のプラスチック製のバンドで、一度締めつけるとバンドは決して緩むことがないという特徴を持っています。電気配線の固定に使用する目的で1950年に国内企業が開発したアイテムですが、「緩むことがない」という特徴は電気工事以外の現場でも注目され、今では生産工場や商業施設・学校などあらゆる場所で活用されるに至りました。結束バンドが登場して半世紀が経過し、その間に改良を加えた新たな製品も登場しています。

一般的な結束バンドはポリ塩化ビニール製で、屋外で使用すると紫外線・雨の影響を受けて劣化します。耐久性に欠ける点に改良を加えた製品も開発されており、「ULタイプ」という結束バンドがそれにあたります。このULタイプは非常位に高い耐久性を備えており、強化プラスチック内に銅製の糸を含ませているのが特徴です。長さ10~50cm・幅2cm~15cmまでのサイズで構成され、高い耐久性を生かした屋外使用がメインとなっています。

ULタイプを使用する現場として挙げられるのは、建設現場です。作業員が使用する足場の組み立て時の固定部品としてはもちろんのこと、鉄骨の仮留めにも使われます。さらにULタイプは耐候性にも優れた特徴があるので、ソーラーパネルの固定にも使用されるほどです。既存の結束バンドの中では高い汎用性を備えた製品であり、今後もさまざまな現場で活躍していくことでしょう。

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