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給電機能を備えたlanケーブルとは

PCやテレビなどの家電製品などをインターネットに接続する場合には、lanケーブルを用いてルーターやスイッチングハブとの間を接続します。ケーブルを利用して信号を伝送することで、各デバイスをインターネットに接続してデータの送受信ができます。lanケーブルの主な機能は信号(情報)を伝送することですが、一部のケーブルは機器を稼働させるための電力を供給する機能も備えています。データと電力の両方を伝送させることで、電源ケーブルを接続しなくても機器に電気を供給することが可能になります。

lanケーブルを用いて電力を供給する機能はPoE給電と呼ばれ、屋外に設置されたネットワークカメラや無線LANルータ・電話機などに使用されます。機器に電力を供給するためにはPoE給電機能を備えたケーブルを使用することに加えて、電力を供給するためのPoE対応のネットワークハブに接続する必要があります。ネットワークハブを通して機器を稼働させるための電力が供給され、lanケーブルを分岐させることが可能になります。lanケーブルを通して供給できる電力(W)は規格ごとに違いがあり、最新のPoE++であれば最高で90Wまでの電力を送ることができます。

旧規格では供給可能な電力が最高でも30Wかそれ以下だったので、使用可能な機器の種類が限られていました。最新規格では出力がアップしたので、照明器具やヒーターなどに電力を供給することも可能です。

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